2010/02/06

20100205のほうそう。

放送をご覧いただきましてありがとうございました。

アグネスコミュニティ内での放送はいつも通りにやらせていただきました。
浅い時間に2枠、朝方に1枠。

個人的には、ちょっと他コミュの流れを引きづりすぎたかな…と思っています。
私にとっては縦のつながりがあるのですが、視聴者の皆様はそれがないのです。

それを忘れてしまったことに対して、反省。

さて、もう1つ。Midnight Theaterの方の放送。リニューアル後第一回の放送でした。
万人受けする映画ではなかったことはチョイスする時点でなんとなく思っておりました。
ですが、まさか最初の1時間にコメントが集中してしまうとは。

この映画はヒトラーの人間性が強く描かれている映画でした。
時折見せる優しさ。ヒトラーにもそういう心があったのでしょう。
ですがやはり、残虐な行為を行ったのも事実。
故にドイツでは大変な論争が巻き起こったと聞きます。

ここからは私見ですが、彼は寂しがり屋であったのでしょう。
愛情に恵まれず、人間は裏切るものであるという前提が心の中にあった。
独裁という手法で、人を支配しようとした。
彼は作中で、西の民主主義を批判するような描写があります。
そこにはやはり、他人は信用ならないという考え方が根底にあるように思えます。

終盤で自分の思い通りにならないことが起きてしまう。
その時、彼は本当に誰も信用できなくなってしまった。
自分しか信用ならないと考えてしまった。
そして理不尽な指令を出し始め、終いには自殺してしまう。

やったことの罪は重いです。何百万人も殺したのですから。
しかしその根底には、とても大きな思いがあったのではないでしょうか。
それに目を向けず、ただただ断罪するのは、少し浅はかではないかと私は思います。

あなたはこの映像から何を感じましたでしょうか。

Midnight Theater、次回は明日です。明日は「珠玉の映像作品群」をご覧いただきます。
今となっては少し古くさく感じるかもしれませんが、価値は非常に高いと私は思っています。
これもまた人を選ぶ作品になりますが、お付き合いいただけると嬉しく思います。



もちろん、アグネスコミュニティでの放送も予定しています。
…そういえば、PTN先生の復帰もそろそろですね。謹慎から復帰したての放送はどんな感じになるのでしょうか、楽しみです。

それではまた。

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